福永晋三先生が、２０年以上にわたる記紀歌謡・万葉集・風土記・中国史書等を横断した研究、現地調査を行い発表している説です。

　邪馬台（やまと）国は豊国におこり、天武天皇・持統天皇時代（天武天皇7年（679年）に発生した  筑紫大地震 の後の７世紀末）以降に現在の奈良県（大和）へ東遷した。

　天武天皇以前の歴代の天皇は、一人も近畿（大和）には居られなかった。

　その中で、神武天皇の東征は筑豊を中心と説である「神武は筑豊に東征した」や本当の仁徳天皇は大鷦鷯天皇ではなく、わずか3年しか在位しなかった菟道稚郎子（宇治天皇）である「真実の仁徳天皇」であるという説他に多くの説を発表されている。

　現在は、「倭国（豊国）北伐考」や「魏志倭人伝を解く」等の説を展開されている。