雨は降る降る　城ヶ島の磯に利休鼠の　雨が降る

北原白秋作詞による「城ヶ島の雨」の一節です。

久しぶりに城ヶ島を訪ねました、何十年かぶりに。

昔来たときは、油壷から観光船に乗りましたが、今は廃止されているので京急三崎口からバスで城ヶ島大橋を渡りました。

変わらない風景でしたが、シャッターを閉じたままの商店が多く見られひところの賑わいはどこへ行ったかのような寂しさも垣間見えました。

北原白秋の碑だけでは、観光客を呼べる時代は終わったのに、他に何かあるでしょうか。

対岸の三崎港は、マグロを食べようとたくさんの人が飲食店に並んでいましたが・・・・・

「朴葉寿司」をご存知でしょうか。

先日、田舎から自家製朴葉寿司送ってきましたので食べる前に写真を撮っておきました。

写真を見て頂ければわかるように、お寿司を朴の葉に包んだもので、朴葉のいい匂いが お寿司に移り、なんとも言えない素朴で美味しいものです。

朴葉寿司は、主に岐阜県の飛騨、中濃地方の郷土料理で、朴葉に殺菌作用もあることから田植えの時期の農作業の合間に、昔からお弁当としても食べられてきました。

長野県や奈良県の一部でも朴の葉寿司（ほおのはずし）として、作られているようです。

奈良には柿の葉寿司もありますね。

朴葉を使った料理として、他には朴葉餅や朴葉味噌がありいずれも岐阜県飛騨地方の名物となっています。

このため、各家の側に朴の木を植えている家庭が多く見られます。

朴葉寿司と朴葉餅は青い葉を使うので、今の時期しか作ることが出来ません。

朴葉味噌は、枯れた葉を使うのですが、単に鍋代わりに朴葉に乗せた味噌を直接火にかけて焼く趣向を楽しむもので、朴葉の匂いや殺菌作用とは関係ありません。

土産物としても飛騨高山や下呂温泉などで目にされたことがあるでしょう。

すし飯の上に乗せる具は、各家庭によりバリエーションがありますが、鮭か鯖のどちらかを載せるのが定番です。

すし飯と具を朴葉で挟んで、一晩重しを載せて押しずしにすることで朴葉の匂いがすし飯に移ります。

水無月

もう今年も水無月ですね。

関東地方も来週には梅雨入りすると思われ、今週末は貴重な晴天となりそうです。

６月に見ごろを迎える花で一番好きなのは「花しょうぶ」です。

アジサイの開花が早まっていますので、花しょうぶも同様でしょうか。

以前撮影した近郊の花しょうぶ園の写真を投稿させていただきます。

春の花々

そろそろ梅雨の気配が感じれらる季節となりました。

近所の公園は、バラをはじめ色とりどりの花が咲き誇っています。

今回添付させていただいたのは、「港の見える丘公園」の花壇です。

庭のないマンション生活ですので、公園の緑は貴重な存在です。

何より、横浜市が税金を投入して専門の業者に手入れを委託している 訳ですから、当方は労せずして綺麗な花を楽しむことができます。

カッターレース

　今年も恒例のカッターレースが２０日の日曜日に山下公園沖で開催されました。

　毎年見ているのですが、新しい発見がありました。

　まず、今回で３５回になるレースの始まりが、初代帆船日本丸が横浜港に係留された記念だったことと、その日本丸が新たに重要文化財に指定されたことです。

　次に、特別協賛として、「日立システムズエンジニアリングサービス」という名前がありました。

　 全く知らなかったのですが、日立システムズの関連会社の一つで、本社がランドマークタワーにあり、まさに日本丸から見て地元企業です。

　 参加チームは１６０以上で、やはり強いのは、水産高校とか海洋少年団ですね。